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配置薬の昭和レトロ堂の奥田庄太郎商店です。富山市太田口通り3丁目1-13。電話076-425-5036
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昔懐かしい「紙風船」や
「柳行李」の思い出…。
日本全国で愛されてきた
越中富山の薬売りと配置 薬の世界をご紹介します。
配置薬の昭和レトロ堂:配置薬資料館2005年8月・富山市民俗民芸村 富山市売薬資料館 其の壱
   

第一回目の配置薬資料館は、富山市売薬資料館をご紹介します。
緑豊かな呉羽山の散策ルートに、民芸合掌館、民俗資料館や陶芸館などとともに、学習と憩いの一体化を願った文化集落として「富山市民俗民芸村」は誕生しました。
その中の一角にあるのが、富山市売薬資料館です。

「薬売りの世界っちゃ、面白いがやねぇ(薬売りの世界って、面白いんだねぇ」 思わずそうつぶやいてしまいそうな、見どころ満載の資料館です。

配置薬の昭和レトロ堂:富山市売薬資料館外観
   
配置薬の昭和レトロ堂:展示室の様子 入ってすぐの展示室には、売薬さんが携帯していた品々や、レトロ感あふれる昔の包装紙などが展示されています。
そのほか、薬を作る時の手順に沿って並べられた薬作りのための道具なども、興味深いものばかり。まるで手工業の作業を生で見ているような臨場感があります。
配置薬の昭和レトロ堂:柳行李

←柳行李(やなぎごうり)

五段重ねのものが普通。
昔の売薬さんは、このような柳行李をかついで日本全国を回りました。

配置薬の昭和レトロ堂:昔の売薬さんのいでたち
昔の売薬さんは、このようないでたちで各家庭を回っていました。→
配置薬の昭和レトロ堂:配置薬などを入れた、柳行李の中身
◆柳行李には入れるものは……
最上段には「懸場帳(かけばちょう)」、「算盤(そろばん)」、「財布(さいふ)」、筆記用具などを桐箱に入れ、二段目にはみやげ品を、三段目には回収してきた古薬を、四・五段目には新しい薬を入れます。五段目には、高貴薬を入れていました。
配置薬の昭和レトロ堂:実際に売薬さんが使用した懸場帳
配置薬の昭和レトロ堂:売薬さんが各家庭に配った、みやげ品

実際に使われていた懸場帳
左から昭和(戦前期)、大正時代、明治時代のもの。

懸場(かけば)」とは、それぞれの売薬さんが行商した区域のことを言います。「懸場帳(かけばちょう)」は、自分の受け持った区域のお客様の情報が書いてあるもので、行商の際には必ず携行しました。
懸場帳には、お客様の住所や氏名や家族構成、販売した配置薬の種類や、売上げ高や集金高、いつ訪問したのかなどの情報が事細かに書き留められており、非常に大切なものでした。

みやげ品

テレビやゲームのなかった時代、売薬さんの訪問は子どもたちだけでなく、大人にとっても楽しみなものでした。
配置薬とともに渡された、色とりどりのおみやげの品は、各家庭で大変喜ばれたと言います。

★まだまだ面白い展示物がたくさん!続きはこちら>>
 

富山市売薬資料館へのアクセス

★住所 : 富山市安養坊980 
★電話 : 076-433-2866
★開館時間 : 9:00〜17:00(入館は16:30まで)
★交通機関 : JR北陸本線「富山」駅から
・富山ミュージアム・バス…富山駅前CiCビル横から発車(※無料)
・地鉄バス…新桜谷行「安養坊」バス停下車徒歩5分、呉羽山老人センター行「富山市民俗民芸村」バス停下車すぐ
★入館料 : 大人110円 小人50円
  富山市民俗民芸村全館 高校生以上630円 小・中学生320円

 
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